2009年5月28日木曜日

粉粧楼(フェンジュアンロウ)

「粉粧楼」フェンジュアンロウ(チャイナand Misc.OGR)

球形のカップ咲き 淡いピンクから白色へ 強い芳香がある。
多肥 多雨 で開花しないこともある。
鉢栽培にして雨の日は軒下に入れると良い。
春の開花前のうどん粉病に気をつける。
特性は「チャイナ」だが真にチャイナかは不明。



正に失敗作です。
沢山の球形の蕾が付いたところまでは良かったのですが
春先に何度かしっかり雨に濡らしてしまいました。
うどん粉病にも罹りました。
 どうしても花弁が開かないので手でそっと花びらを開くように助けてあげたのですがやっぱり開花せず、残念ながら今春はきれいな「粉粧楼」を見ることが出来ませんでした。
しょうが無いですね。やってはいけない事を全部してしまいました。

 ある方に言わせると、紛粧楼を綺麗に咲かせるかどうか?でバラに対する愛情が測れるとか・・・
四季咲き性なので 次の開花を楽しみに 今度こそ綺麗な開花を目指し気合を入れてお手入れします。

2009年5月27日水曜日

Who are you?

名も無く美しく咲くバラです。
この世の中に存在するバラで名前の付いて居ないバラはありません。
でも お友達に挿し木苗を分けて頂いて「名前忘れちゃったーんだけどー・・・」とか
たまたま出かけたホームセンターで「名前付いて無いけど、可愛いから買っちゃおー・・・」
と、名前の無いまま まさか勝手に名前を付ける訳にもいかず、有名なバラさん達と仲良く咲いています。





2009年5月26日火曜日

Winchester Cathedral(ウインチェスター・キャシードラル)

今朝も早くからバラを見に来てくださいました。
先日30人くらいの大集団でハイキング?の途中 立ち寄ってくださった方から聞かれたそうで、大変褒めて頂きました。
来年はもっと早く見に来ようと話合われていました。是非そうして下さい。




 「Winchester Cathedral」ウインチェスター・キャシードラル(イングリッシュローズ)

メアリーローズの枝変わり 四季咲き オールドローズの香りにハニーとアーモンドの花の香りが微かに混じる。



 「Dick Koster」ディックコスター(ポリアンサ)

ポリアンサの代表種 ディープピンクのカップ咲き 四季咲き
ハイブリッド・ムルチフローラノ「タウンゼントシェーン」から何度も枝変わりを繰り返して、ポリアンサ系として誕生した。




 ルビー(ミニ)

ホットピンクのミニチュアローズ良く咲く 四季咲き



 コルダナ(ミニ)

ピンクの花弁の中心がアプリコット とても面白い 四季咲き




 シルクレッド(ミニ)

レッドの小輪スプレー 四季咲き

2009年5月25日月曜日

Ballerina(バレリーナ)

 水遣り 花がら摘み 散った花びらの掃き掃除と一通りのお庭の作業を終えた後
さあー今日の写真撮影です~。

そんな毎日を過ごして来て既に一月以上が経ちました。
お散歩の途中で立ち止まり花の匂いをかいで行く人、噂を聞きつけてカメラ持参で観に来られる方々
そして私と同じ様に 次々咲く花を楽しみに殆ど毎日足運んでくださる人。
お陰さまでお花の手入れをしながら、ご近所の人や、お友達、そして初めてお目にかかる方々など、沢山のお花好きの方とお話する事が出来て とても楽しい春でした。

そろそろバラの花も終盤です。一季咲きはまた来年までお休みです。
返り咲きは秋まで待ちましょう。
四季咲きは2番花が準備中。それまでに夏咲きのバラが登場予定です。




 「Ballerina」バレリーナ(ハイブリッド・ムスク)

1937年 淡い桃色で中心が白い。3㎝と小輪の一重、四季咲き。
秋には小さな実が付く。短く切り詰めて鉢栽培や、枝を長く伸ばしてフェンス仕立て等 アイデア次第で色々な仕立てが楽しめる。




 「Emperur du Maroc」アンプロー・デュ・マロー(ハブリッド・パーペチュアル)

1858年 濃い赤紫色のクオーターロゼット咲き。豊満なダマスク香がある。
日当たりを好みつるバラとして仕立てることも出来、花茎が短いので花の付く位置を推測できる。



 「Yves Piaget」イブピアッジェ(ハイブリッドティー)

波打つフリルが可愛い花弁 ホットピンク色の巨大輪 芍薬咲きで大変豪華。
匂いも豊満で 1982年 バガテル国際コンクール芳香カップ賞受賞。

2009年5月24日日曜日

Mme.plantier(マダム・プランティエ)

白いバラ「アルバローズ」と言われ とても古いバラの種です。
イギリスではバラ戦争でおなじみのヨーク家の紋章に「アルバローズ」が使われています。
ちなみにランカスター家の紋章は赤いバラの「ガリカローズ」です。
そして現在のイギリス王室のロイヤルエンブレムは白いバラに赤いバラを合体させた「チューダー・ローズ」です。



「Mme.plantier」マダム・プランティエ(アルバ)

 1835年 一季咲き 花径6㎝
蕾の時は球形の先に紅色を帯びる。開花すると純白のロゼット咲きになる。
房咲きでフルーティーな香りがある。アルバ独特の灰色がかった葉色では無く明るいグリーン色の葉。
ロサ・モスカータとの交配種


 「Hermosa」エルモサ(チャイナ)

 1837年 四季咲き 花径6㎝
桃色カップ咲き カップの中はロゼットになる。ほのかなティーの香り 
一番花の後1/2位に剪定すると又良く咲く。
スペイン語で「美しい」の意。


 「Rosa Chinensis Semperflorens」センパフローレンス(チャイナ)

1815年? 赤色抱え咲きから開花が進むと外弁が反り返る。花径5㎝
チャイナローズの特徴を大変良く著している。
現代バラに四季咲き性をもたらした4つの中国産バラの一つで、バラの園芸史上貴重。

2009年5月23日土曜日

Golden Border(ゴールデン・ボーダー)

修景バラです。大変強いので何処でも育ちます。
実を付けさせ無い様にマメに花柄摘みをすると、春から秋まで連続してポロポロ咲くのでお庭のボーダーとして便利です。
黄色のゴールデン・ボーダーはお玄関脇に植えると風水的にもGoodかも?



 「Golden Border」ゴールデンボーダー(フロリバンダ)

レモンのような黄色の丸弁カップ咲き。花つきが良く大きな房になり一枝でブーケが出来る程。
夏の間も次々咲くので実を付けさせ無い様に、花柄切を繰り返し行う。




 「La Se'villana」ラ・セビリアーナ(フロリバンダ)

朱赤の丸弁高芯から平咲きになる。光輝く素晴らしい照り葉。
実が付くので、花が咲き終わると必ず花柄切をする。
大変強いので公園などの縁取りに使う事ができる。
枝変わりに「ピンク・セビリアーナ」がある。



 「Bonika'82」ボニカ’82(フロリバンダ)

ピンク色の丸弁平咲き スプレー状に咲く。春から秋までポロポロと続けて咲く。
実が付くと花が咲かなく成るので、咲き終わると花柄切をする。
世界バラ会連合「バラの栄誉の殿堂」入りをした。
枝変わりに「ロイヤル・ボニカ」がある。

2009年5月22日金曜日

Bridal Pink(ブライダルピンク)

天気予報は雨で良くなかったのですが、急にピカーと晴れて暑くなったり、またまたシトシト雨が降ったりと目まぐるしく変化し、お庭に居てもモー付いて行けません。
散った花びら掃きや咲き終わった花枝切、病気の葉っぱ取りと次から次と庭仕事が山積で少々お疲れぎみです。
今シーズンも後少し もう一頑張りです。





 「Bridal pink」ブライダル・ピンク(フロリバンダ)

少し光沢を感じる淡いピンク。高芯剣弁咲き 四季咲き 以前は切花として栽培された。
枝変わりに白色(ブライダル・ホワイト)白にピンク(ジューン・ブライド)ローズ(ブライダル・レディー)等がある。





 「Strawberry Ice」ストロベリー・アイス(フロリバンダ)

白に濃いピンクの覆輪 花弁の縁が波打ち華やかさがある。八重の平咲き房咲き。日差しが強いと覆輪のピンクが濃くなる。
シュートの発生が良く非常に強健種。




 「Nicole」ニコール(フロリバンダ)

白に桃色の覆輪。色はハッキリしているがやさしさを感じる覆輪の入り方。樹勢は弱い。
枝変わりに濃い桃色(ときめき)薄い桃色(美咲)がある。




 「Pernille Poulsn」ペルニール・ポールセン(フロリバンダ)

サーモンピンクの大きな花 花弁は少ない。微妙な色あいで良く目立つ。

2009年5月21日木曜日

Astrid Spath Striped(アリステッド・スペース・ストライプ)

ミニチュアとフロリバンダの中間種で、四季咲き性が強く春から秋まで絶え間なく咲き続ける。
と、言われる「ポリアンサローズ」です。小さい花が沢山咲くのも嬉しいですね。
ところで、「ハナグルマ」だと言ってお友達から頂いた品種がどうも違う???ようです。
見た目にも全く違いますよね?何方かこの花の名前をご存知でしたら教えてください。よろしく。
そして今朝はちょっとご年配のお仲間さん達、ざっと見で20~30名はいらしたでしょうか?
リュックサック姿のハイカー?風の方々に「綺麗ねー」と褒めて頂きました。どんなサークルなんでしょうね?でも流石にビックリしました。
最近は泉北の緑道を歩かれる方が大変増えているんですね。




「Astrid Spath Striped」アストリッド・スペース・ストライプ(ポリアンサ)

明るいピンクに濃い桃色のストライプが不規則に入る。非常に可愛らしい。温度や施肥によってストライプが入らない事もある。




 「Marie Pavie'」マリ・パヴィエ(ポリアンサ)

咲き始めは淡いピンク色、咲き進むと殆ど白色になる。枝が細くしなやかなので自由に広がって咲く。
ミルラの香りがある。多花。



 「Margo Koster」マルゴ・コスター(ポリアンサ)

サーモンオレンジのカップ咲き、耐暑性があり強い。温度が上がると白っぽいピンクになる。



 「 ? 」ハナグルマ?(ポリアンサ)

花径2cmくらいの小さな平咲き抱え込み、中心は濃いピンク、外側へ行くほど薄くなる。
非常に多花で長く咲く。

 

2009年5月20日水曜日

White Christmas(ホワイトクリスマス)

現代バラのシーズンがやって来ました。
早咲きの現代バラも勿論有りますが、イングリッシュローズに比べ大体少し遅めの開花です。
最近ではオールドローズの人気が高まっていますが、高芯剣弁咲きの現代バラは如何にもバラといった感があります。
真っ直ぐ上を向いて咲くのも立派です。切花にも向いています。
美しい。




「White Christmas」ホワイトクリスマス(ハイブリッド・ティー)

白色の中心にクリーム色を帯びる。半剣弁盆状抱え咲き。巨大輪。
素晴らしく強い香りが有る。 雨で白い花びらにピンクの染みがつく。



 「Black Tea」ブラック・ティー(ハイブリッド・ティー)

濃い紅茶色の珍しいバラ。温度が高く成ると、朱色になる。
半剣弁盆状咲き。巨大輪。



 「Gene Boerner」ジーンバーナー(フロリバンダ)

ピュアピンクの高芯剣弁咲き。多花


 「White Gene Boerner」ホワイトジーンバーナー(フロリバンダ)

ジーンバーナーの枝変わりでピンクを帯びたクリームホワイト。

2009年5月19日火曜日

Paul Neyron(ポール・ネイロン)

 満開になってほぼ1週 そろそろ後半戦。
毎日はらはらと散った花びらをお掃除する時間の方がはるかにかかる様になってきました。
 
 風の強い嵐の後のような日には45ℓの普通のごみ袋一杯に成るときもあります。
四季咲きのバラは早めに花つみをして、次に咲く花の為に少し追肥をしてあげます。
早めの御礼肥えですね。バラは栄養が切れると咲かないんです。
腹が減っては・・・ 人間とおなじですね。






 「Paul Neyron」ポール・ネイロン(ハイブリッド・パーペチュアル)

まーるい蕾から素晴らしい大輪の花が咲く。サイズ、形 共に傑出したバラ。
濃厚なウオームピンクの花は ハイブリッドティーの様に直立して咲きオールドローズに見えない。
古くから「陽台の夢」と呼ばれ愛されている。





 「Albertine」アルバーティーン(ウイックライアーナランブラー)

サーモンピンクにややシルバーがかかる。蕾の時はロブスターピンクと評される。
西洋では古くから作られていた品種で強健。日本離れした景色が得られる。
一季咲き。

 



 「Souvenir de la Malmaison」スヴェニール・ドゥ・ラ・マルメゾン(ブルボン)

愛らしいブラッシュホワイトに淡いピンクのぼかし。四季咲き クオーターロゼット咲きで人気品種。
雨にやや弱い。非常に強い甘い香り。ポプリに利用できる。
名はナポレオン1世妃ジョセフィーヌのマルメゾン宮殿に因む(マルメゾン庭園の思い出の意)




 

2009年5月18日月曜日

Chapeau de Napole'on (シャポードナポレオン)

 毎日のお散歩のコースにして下さっている方もいらして、お仲間でバラの咲き具合を話合われていたりするようです。
そんなお話を伺うと本当に嬉しくなります。
お花は褒めてあげるとまるで聞こえているかのように綺麗に咲くし、中には自慢げに威張って咲くバラもあります。
香りを競うかのように良い匂いをプンプン振りまくバラもいます。

 そして今日は如何にもオールドローズらしいバラの紹介です。
蕾にびっしり付く苔(モス)、素晴らしいオールドローズの香り まるでその美しい身を守るかの様に しなやかな茎いっぱいに付いた小さな棘棘棘。
とても素手でお手入れなんて出来ません。痛ーいです。



  [Chapeau de Napole'on]シャポードナポレオン(モス)and(ケンティフォーリア)

独特な3角形のガクが割れると中から桃色の花が顔を出す。
その蕾の形がナポレオンの帽子に似ていることから名前がついた。
ダマスク香を含む強いオールドローズの香り。
別名「クリステッド・モス」小さな棘が有る。




 「Henri Martin」アンリ・マルタン(モス)

蛍光色の赤紫色の平咲き 腺毛(モス)がびっしりと付く 甘さを感じる香り
秋には少しクスンだオレンジ色の実が成る。小さな棘がいっぱい。
別名「レッドモス」



 「Blush Noisette」ブラッシュ・ノワゼット(ノワゼット)

春から秋まで途切れずポロポロと咲くノワゼット系の代表種 
透明感のある淡い桃色の房咲き 棘は少ない 夏でも良く咲く。