2013年11月7日木曜日

《エフゲニー・オネーギン》


METが始まりました
オープニングはやっぱり「A・ネトレプコ」です
母国語で歌えるオペラが有るなんて、なんて幸せなんでしょう
しかし今シーズンは10作中3作がロシア語ですから~
やはり文化の違いを感じずには居られません


さてネトレプコのタチヤーナ
40歳過ぎて16、17の小娘を演じていますが
劇場ではまだまだ大丈夫でしょう・・・◎
ライブビューイングではドアップもあり
う~ん・・・意見の分かれるところです
しかし他のおばちゃん女優さんが演じるよりは100倍良いですね
何と言ってもお顔が綺麗だし
迫力満点の演技(顔の表情や目線)は流石です
まあ~これ以上太らない方がいいかも知れませんね・・・?

本当は劇場へ足を運んで生でオペラを観られたら素晴らしく贅沢なんですが・・・


ライブビューイングの良いところは超アップや(お口の中まで見えちゃいますから)
色々な角度からの撮影が楽しめる事だと思います
ダンスシーンの動きは上から下からと迫力がありますね
そして近場でリーズナブルに❤でしょうか(庶民の味方です)
しかし音♪~♫♬~だけは生には叶いません(:_;)

出来れば第3幕(40分)ぐらいは切らずに一気に見せて欲しかったと思います
(演出の問題ですかしらね?)

2013年10月22日火曜日

プラハから日帰りでマイセンに行きたい❤

無謀にも日帰りでプラハから旧東ドイツのマイセンに行きたい❤
と熱望する無知な私の願いを叶えるべく
ネットの中を彷徨い独英辞典を片手に悪戦苦闘した
あっぱれ主人のお話です


日頃何とか個人で旅行を楽しんで来ましたが
「ドイツは英語通じ無いよ~」の息子の一言と
びっくり~(ツアーの方が断然安い!)もあって
今回はOPでマイセン行きが入っているツアーに乗っかった
迄はよかったのですが~・・・


旅行出発を数日に控えたある日
「OP不催行」の連絡が~・・・・・・・
「あっ在り得ない!」

「”ならば自分達で行くしかないでしょ!!!”」


❥・・❥・・❥・・❥・・❥・・
★【プラハ → ドレスデン → マイセン】★

●「OP」はバスで ドレスデンとマイセンに行って    ¥18000
●旅行ガイド雑誌に載っていた「レイルヨーロッパ」では
 マイセンまでの鉄道チケットが             ¥15000


ヨーロッパの鉄道って高いのかしら?

・・・→・・・・→・・・→・・・→・・・→・・・→・・・→


しかしここで諦めて仕舞わないのが主人の良い所❤
ネットで何でも調べられる時代ですもの本領発揮して頑張りました

●ドイツ国営鉄道では プラハ⇔ドレスデン   67EUR(約¥8900)
             ドレスデン⇔ マイセン  11EUR(約1450)   


何と約¥10000で行けるじゃないですか❤❤
これで決まりですね❤❤・・・・・・・・・・・


→・→・→・→・→・→・→・→・→・→・→・→・→・→・→ 

・・・・・・そしてまたまた
「チェコ語はよう判らんけど・・・」
と言いつつ調べてきたのが


●チェコ国営鉄道 プラハ⇔ドレスデン(近郊公共交通を含む)
                     682コルナ(26EUR)(約¥3400)
初めてのプラハプラン(3日前迄に購入)

ということで プラハ⇔マイセン 往復切符が何と

◎【¥18000→¥15000→¥10000→¥3400☆彡】


本当に同じ電車?
しかし列車の車体番号が同じだし~・・・・・???
勿論変更不可のチケットですけど~






★★★行ってきましたマイセン★★★

いざと成ったら約¥3400ですもの
チケットを捨てるつもりでまだ暗闇の中プラハ中央駅へ急ぐことにしました


まあ~何とHotelでお願いして置いたタクシーが10分乗っただけで400コルナ(¥2000)↑
それに比べて 国境をまたいで3時間近くも乗る列車が¥3400です
「これは是ヶ非でもマイセンに行き着かねば!」


プラハ中央駅はアールヌーボー様式の美しい駅舎らしい?ですが
6時28分発ベルリン行きに乗るんですもの辺りは真っ暗
かまぼこ屋根がかろうじて拝めただけでした


内部は近代的な駅舎でまず【ⅰ】インフォメーションへ
「本当にこのチケットで乗れるのか?」と聴くと
しっかり太ったおばちゃんの駅員さんは
「私は知らない車掌に聴いて。」
愛想もへったくれも無く巻き巻き舌でそれだけ言ってお終いです

ここ【ⅰ】インフォメーションでしょと思ったけど
20年前までは共産圏ですものね~仕方ないです
しかし電車の車掌に聴いて違っていたらもう遅いのでは???


不安を抱えつつ列車の到着を待ち
真っ先に車掌さんを見つけてチケットを提示して尋ねると
何やら言ってあっさりOK◎と大きくうなずいてくれました


❤❤❤「やった~❤」❤❤❤
本当に¥3400でマイセンに行けます❤


×××しかしここで問題が一つ

ネットの書き込み等々ではマイセンファクトリーに行くには
マイセントリビシュタール駅から徒歩直ぐとあります
10年位以前に少しマイセンにお住まいだった方に聴いても
「トリビシュタール駅から直ぐよ~」


しかししかし地球の歩き方を読んでも
マイセンファクトリーへはマイセンからバスor徒歩30分
ドイツ鉄道案内でもやはりマイセンからバス利用となっています???
線路図にはトリビシュタール駅は在るものの何処で調べても
トリビシュタール駅に行く電車が無いのです


そしてやっぱり列車はマイセン止めでした


心ゆくまでマイセンを堪能した後
お土産も買ってもらいました❤(うれしいー)



そして世界のマイセンはとっても可愛らしい小さな街でした




どうしても納得がいかず帰国後落ち着いて調べた結果判ったことです
昨年秋よりSバーンは工事の為マイセントリビシュタール駅には行っていません
マイセン市のホームページでやっと解りました
日本だったら駅舎とかに張り紙でも有りそうな気がしますが・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ◎おまけ「ドレスデン」
ツインガー宮殿の「ラファエルのシスティーナのマドンナ」や「フェルメール」
爆撃の痕も生々しい復元された「聖母教会」等々見どころがいっぱいありました
プラハに帰らなければならない為かけ足での観光(4時間くらい)になりましたが
ツインガー宮殿前の広場に立てばぐるっと見渡せる景観の素晴らしさは圧巻です
再び何時の日にかゆっくり訪れたい街NO1だと感じました

2013年10月17日木曜日

百塔の街プラハ


プラハの街角から「聖ヴィート教会」「天文時計」「火薬塔」

そしてあのトムクルーズがミッション・イン・ポッシブルで駆け上がった
「カレル橋」の階段です
「カレル橋」中央あたりに在る頭に5つの星が煌めく聖人「ヤン」さんも勿論触ってきました
また「カレル橋」と言えば春江一也さんの小説「プラハの春」にも
象徴的に登場していましたね~~~~~


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プラハにも凄い図書館が有りました

「ストラホフ修道院」の「哲学の間」は必見です
教会は現代でいえば大学ですものね~
凄い図書館がいっぱいあるはずです
しかし…美しい!❤
こちら写真はOKですが中に入れて貰えませんでした




❤・・・❤・・・❤ ❤・・・❤・・・❤
チェコの有名な作曲家スメタナの名前がついたスメタナホールが入っている市民会館です
レストランで晩御飯を頂いたのですが
この日もコンサートに押し掛ける大勢の市民の方々にすれ違いました

映画「のだめカンタービレ」の撮影で大活躍をしたホールです
ここもチケット獲って置けば良かった~残念です!
毎年プラハの春音楽祭のオープニングで演奏される「わが祖国」の2番
「モルダウ」(ヴルタヴァ)くらいしか知らないのですが~・・・↘

チェスキークロムロフ


世界遺産&教会等々中世の街並みを一杯見てきましたが

チェスキークロムロフは正におとぎ話の世界です
まるで自分が絵本の中に入り込んでしまったのでは?
とっ 錯覚してしまいそうです

食べ物では
ハンガリーで  ⇒グヤーシュ(牛肉煮込み)
オーストリーで ⇒ウィンナーシュニッツェル(豚カツ)
色々食べてきましたがそこそこ美味しく特に問題は無かったですね

そしてチェコに入って    ⇒魚料理???(鱒のロースト)
お魚の頭の向きが気に成って~
最初は一匹丸ごと?

しかし、ワインビネガーとお塩をかけて~・・・終わってみれば完食でした❤
お醤油が有れば最高かも~?
ビールの消費量が世界一多いと聴くチェコですが
ビールはあっさり度数も低く飲みやすかったです
寒いのであまり冷えていなくても大丈夫でした
(絶対日本のビールの方が美味い!)

2013年10月16日水曜日

メルクのアドソ


またまた図書館です
見習い修道士たちが指に墨を付けながら写本をしたり
ページをめくりる度にその指をなめている空気を感じながら
古くて朽ちそうな手描きの本が一杯収められたバロック様式の図書館を覗いてきました

エーコの「薔薇の名前」では[その異形の建物]でしたが・・・?
蛇を思わせる螺旋階段等々にはちょっぴりその趣きを感じ獲ることができました

ストリーの中でも修道士やそこに係わる人々の腐敗や権力争いが出てきますが
メルク修道院は実際に宗教の改革等を手掛けたようですし
火事にも遭い消失もしているとの事で
以前読んだ小説を思い出しながら・・・ふむふむ

映画ではショーンコネリー演じるウイリアム修道士を探して
向こうから見習いアドソが駆けてきそうな長い回廊や

きっと有るだろう礼拝堂に通じるドクロがごろごろ転がっている地下通路を求めて
散策してきました(礼拝堂地下には案内してもらえなかった)


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折角ウィーンに来たんですもの~❤

国立歌劇場(オペラ座)からのびるブランド街のケルトナー通りを3筋程行った脇道に在る
小さな教会「アンナ教会」で開かれた弦楽四重奏の演奏会におでかけです

ヴィヴァルディー、ハイドン、モーツァルト、ロッシーニ・・・・・
美味しい所取りで演奏してくださっているだろうなぁ~???

ロッシーニ(セビリア)を除いて後は全部知らない曲でした・・・お恥ずかしい

しかし小さな街のあちこちで
劇場や教会で毎日何かのコンサートが開かれていて
当日券は破格に安く提供されており

一般庶民にも音楽文化が深く根付いているな~と思い知らされました

演奏会が終了し帰ろうとして振り向くと
何と満席で人人人で小さな教会は人であふれていました
何時の間に?
やっぱり凄いです!❤

2013年10月15日火曜日

ウィーンフィルを聴きに

世紀末の退廃美を求めてベルべデーレ宮殿へ

「クリムト」&「シ―レ」を堪能してきました

ブダペストでも経験したのですが地下鉄やトラムに改札という物が無く
簡単なホームや電車内の小さなボックスに切符を挿しこんで乗った日時を打刻するのは
日頃きちんと駅の改札を通っている者としては何とも心許無い思いでした

その上券売機なども無いときているので急に乗りたくなった時には非常に困りました

あらかじめHotelやちょっとした雑貨屋やたばこ屋さん駅前の小売り店みたいな処で
調達しておかないといけないのですね~・・・

ウィーンでは複数日使える切符を購入したので楽ちんでしたよ




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ウィーンでのメインは何と言ってもオペラです

勿論~ 国立歌劇場(オペラ座)に行ってきました❤・❤・❤

今日の演目は「セビリアの理髪師」です



超高速で有名な「序曲」は良く知っているのですが

オペラはストーリーが判らないと面白くありません
特に「セビリアの理髪師」はコメディーですから尚更です

日本からネットでチケットを購入してからというもの
CDを聴きながら対訳本でかなりお勉強して~いざ↑↑↑↑↑

7時30分の開園を前に腹ごしらえとばかりオペラ座近くで軽くいただいた食事とワインが
・・・z

ウィーンフィルの優しい音色が・・・zz

日本では高くてとても手の出無い前11列センターのお席が~・・・zzz

あ~~~~~勿体無い!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
何はともあれ 幕間のシャンペンにもオペラが根付いている文化を感じる事ができました

まぁ~・・・緞帳は何と日本的?❤ 
まるで源氏物語絵巻をどうにかした様でした

2013年10月13日日曜日

豪華な図書館

図書館に豪華という言葉が適当か?どうか?疑問ですが・・・
パンノンパルマのべネディクト修道院の素晴らしく美しい図書館です


ハンガリーのブダペストからスロヴァキアのプラチスラバへ行く丁度中間に位置し
長閑な田園地帯の小高い丘の上に辺りを見渡す様に建っていました

光の取り入れ方がお上手なのと扉等々も重厚で立派でした

美しい❤!

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スロヴァキアの首都プラチスラバへ

現存する唯一のミハイル門から旧市街地に入場です
広場に面して日本の大使館もありました
(ご厄介になる事無く旅行をしたいものです)


街角にこんなおしゃれな像が・・・(下水道管の掃除人)