2011年5月30日月曜日

La Sevillana

台風一過・・・
お庭は~~~嵐が過ぎ去った後の・・・
表現のしようがありません。

一応世間様に迷惑を掛けられませんので
家の子達(散れた花びら)の後始末をしていましたら

お散歩中風の上品な女性に声を掛けられました。

「先日、薔薇を頂きました。ありがとうございましす。」
「家族にもどうしたの?っていわれました。」
「一言お礼がいいたくて~。」

 ☆ボニカ'82(Bonica'82)シュラブ
実は雨降りでお花は傷むし、その上台風じゃあ如何し様も無い!
そんな気持ちで思いっきり提供した薔薇でしたが・・・

いろいろ有りまして、今後は「ご自由にお持ち帰り下さい。」は
止めようと思っていました。
そんなおりでしたので~

 ☆ラ・セビリアーナ(La Sevillana)フロリバンダ
「こちらこそ、ありがとうございます。」

と言って二人でお辞儀を仕合ました。

本当にその一言が嬉しかったです。
薔薇をお好きな方に出会えて幸せでした。

2011年5月28日土曜日

Graham Thomas

悲しく成る程に雨が降ります。
一年中で一番美しい季節が終わろうとしています。

遅い春からやっと薔薇の季節が始まり、毎日写真を撮っては

「今日の薔薇 Rose Calender May 2011」にアップして


夢見る5月を心いくまで満喫していました。
お散歩される方々からもいっぱいお褒めの言葉を頂戴しました。
本当にありがとうございます。


お正月明けの寒い季節からの枝切りや誘引に始まり施肥や消毒、水やりと
小さなお庭ですがこれだけ品種が増えてきますとやはり大変です。
褒めて下さる方々がいらっしゃるから頑張れるのかも知れませんね。


早めの梅雨入りと台風接近では薔薇は持ちません
そこで最後は何時も観に来て下さっていた方々にお返しの気持ちを込めて
バケツいっぱいの薔薇を置いてみました。

朝外に出てみると、昨日バケツに入れた薔薇が見事に無くなっていました。
どうやら好評のようです。

今日は☆グラハム・トーマス(Graham Thomas)イングリッシュ を置いてみました。
雨降りにも係わらず車を止めてお持ち帰りされる方等々・・・

薔薇がお好きな方も、まあまあ好きな方も喜んで下さっているようです。

2011年5月26日木曜日

Iceberg

天気予報では今日の午後から4日連続の雨とか?

じゃあ~・・・
玄関脇に大量に咲いている「☆アイスバーグ(Iceberg)フロリバンダ」を思いっきり切って
バケツにいっぱい入れ置いてみました。


お昼過ぎに覗いてみると減っています。
また切り足してバケツを一杯にしておきました。


夕方確認するとまたまた少なく成っていました。

薔薇がお好きなかたも、まあまあ好きな方も喜んで頂けたのかしら?

2011年5月24日火曜日

Albertine

梅雨を思わせるように降り続いた雨に
折角咲いた薔薇さん達もその重みに耐えかねて
細枝は折れ、大輪は空しく散ってしまいました。

つる性の大株は未だに自身の重みでしな垂れかかり元に戻れません。


☆ローブリッター(Raubritter)
ハイブリッド・マクランサ






☆ベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten)
イングリッシュ






四季咲き性の薔薇はお手入れ次第で次々咲いてくれますので
まあ一年分の愛情を分割払いで返してくれますが

                        ☆アルベルティーヌ(Albertine)クライミング
年に一度しか咲かない一季咲きは丁度サクラと同じように
一年分を一期払いで見事に咲き、潔く散っていってしまいすので
雨に痛め付けられると本当に悲しくなります。

2011年5月21日土曜日

Golden Border

天気予報によると晴天も今日までとか?

スタートはやや遅れ気味でしたが珍しく好天に恵まれ
薔薇さん達も思う存分その美しさを咲き競っています。

ブーケのように咲いている薔薇のご紹介。


☆ゴールデン・ボーダー(F)







☆アンジェラ(F)







☆アイスバーグ(F)







☆ウエスターランド(Cl)







☆ホワイト・ジーンバーナー(F)






ウエスターランド以外は全てフロリバンダで
その特徴を良く現わした咲き方です。

薔薇を観にいらした方から聞かれることは

「お勧めの品種は何ですか?」です。

特にオールド等々とこだわりの無い方であれば
「(F)フロリバンダでしょうね。」とお答えしています。

 ●お花が何度もいっぱい観られます。
 ●花つきが違います。
 ●一枝でブーケが出来ます。
 ●コンパクトに作れてコンテナ栽培で充分です。


敷地に余裕のある方でしたら(Cl)クライミングが良いですね。
咲いた時の豪華さが違います。
薔薇のトンネルなんて素敵ですよ~。
夢の世界への入り口が出来る事でしょうね。

2011年5月19日木曜日

Cardinal de Richelieu

南面から東側そして北向きの庭へと咲き続き、ほぼ咲き揃いました。

今度は花柄摘みや散った花びらのお掃除に追われています。
春は咲くスピードより散っていく方が早いですね。
開花すると一日と持たずに午後にはうなだれる薔薇もあります。


「綺麗な花には棘が有り、花の命は短くて・・・」

☆Cardinal de Richelieu
この一瞬を捉え記憶に焼き付けておきましょう。
ただ今幸せの渦の中にいます。

2011年5月17日火曜日

Rhaosody in Blue

爽やかな好天続きで喜んでいます。
遅れ気味の開花もここに来て一気に挽回し例年通りの艶やかさを振り舞いています。



素晴らしい香りに誘われてミツバチが蜜を吸いにやって来ました。
ブン・ブン・ブン大きくてやっぱり怖いので遠巻きに眺めて・・・
きっと美味しいんだろうな~?


コーネリアが満開です。
蕾の時は朱赤で、開くとサーモンピンクの小花が一杯で可愛いです。


ラプソディー・イン・ブルーも人目を引きますね。
艶やかな紫が開くと退色して薄紫になりますが
次々に良く咲きます。
珍しい花色にお散歩で通りかかった方からも褒めて頂いています。

2011年5月14日土曜日

Gertrude Jekyll

綺麗な五月晴れになりました。

Ulmer Munster
そこらじゅうに散れた花びらや折れた細い枝、
もつれ合った傷だらけの葉っぱ
表現の仕様が無い程グチョングチョンに
荒れたお庭をお掃除じしています。


         ☆Gertrude Jekyll

雨降りの中で咲かなくても良いのに咲き、
そして誰にも褒められる事無く散った薔薇たちが可哀想で
自然界の営みの哀れと、悲しみを感じずにはいられません。


昨日は夕方からNYメトロポリタン・オペラ ライブビューイングを観てきました。
今回は「オリー伯爵」ロッシーニ最後の作品で喜劇です。


話題の注目は若手テノール歌手
ペルー出身「フローレス」さん。
その声の艶っぽさと響きわたる声量にうっとりしました。

内容は喜劇ですのでライブビューイング
ならではの良いところでしょうか?
眼の動きや細かな表情で笑わせてもらいました。



6月にはMET東京公演もありますが、指揮者が来日せず変更になったとか?
オペラはストーリーは単純ですが、重なり合った歌声はまるでシンフォニー
迫力があって面白いとおもいます。。

2011年5月12日木曜日

Empereur du Maroc

3日続いた雨で小さなお庭はグッチョン・グッチョン!です。


重みに耐えられなくなった細い枝は
折れていますし、
せっかく咲いたお花は
勿論雨で傷んでしまいます。




特に白系の花は花びらが雨のしみで汚れるので本当にかわいそうですし
花弁が薄いタイプの花やオールドの様な巻きの多い花は雨の重みで
花びらが散ったり、花首から丸ごと落ちてしまったりしています。


雨の日は咲かなくてもいいのに~は何時もの口癖ですが、
一定の気温と水分があればスイッチがポンと入って
お天気に関係なく咲いてしまうのですね。

雨上がりはお掃除が大変ですよ~。
rose calender may2011 毎日更新中です。

2011年5月10日火曜日

The Dark Lady(ザ・ダーク・レディー)

薔薇が咲くと何故か雨が降ります。
まるでその美しさに嫉妬したお天気の神様が居るみたいですね。

昨夜の気温が下がらなかった為でしょうか?
まだ蕾だと気を抜いていましたら
日当たりの良い南面に在るバラからバンバンと咲いてきています。
嬉しいような悲しいような・・・
やっぱり雨の日は咲かなくてもいいのにね~。



GW中,急に思い立って行った伊豆大島から、変な親父の手作り焼酎を送ってくれた息子も
今日ドバイへ向け赴任して行きました。
3年間の予定だとか?

日ごろ旅先からその土地の地酒を送ってくる彼も
今度はアラブでしょ・・・。
イスラムの土地からは無理ですよね~。

「寂しく成ったらネットで私の薔薇の写真でも見てね。」
と言ったら無視されました。
可愛く無いわ~。



薔薇を育てるのは大変ですが、手を掛ければ掛ける程決して裏切らないから
本当に薔薇は可愛いです。
      
        ☆ The Dark Lady(ザ・ダーク・レディー)En
           雨に濡れて

2011年5月9日月曜日

Marie Pavie (マリ・パヴィエ)

上手く?10連休という方もいらした様で、
さあ今日から真面目に~?・・・

陽気に誘われて小さなrose gardenも色が増え賑やかを増してきました。
毎朝夢見心地でお花のチェックをしています。
そして今日は今年初めて「鶯の声」を聞きました。
自宅で鶯の鳴き声が聞けるなんて凄いことでしょ?(田舎~)


Marie Pavie (マリ・パヴィエ)はほぼ満開を迎えています。
ステムが細く繊細な姿とパッと開いた可愛らしい花型に加え
薔薇の参考書によるとミルラの香り?だそうです。

☆~☆
「Ballerina」では5月レッスンが始まっています。
キャンディーポットの中をまるでブーケか?フラワーケーキ?の様に
プリザでアレンジしてみました。

不可能の代名詞「The Blue Rose」
奇跡の青い薔薇であなたの夢を叶えてみませんか?
勿論ブルーはちょっと?とおっしゃる方は赤や黄色で
仕上げても素敵です。
詳しくは「Ballerina」のホームページでご覧下さい。





◎夢見る5月のおすそ分け。
小さなお庭ですので、オープンガーデンはしていませんが
プリザの生徒さんだけにはレッスン後にご覧いただいています。

2011年5月6日金曜日

Bridal Pink(ブライダルピンク)




「ブライダルピンク」F

暦の上では立夏の今日、むあ~と気温が上がりその後突風が吹き荒れ
バラにとっては厳しい条件が続いた一日でした。

5月に入るとお友達からバラの開花のお問い合わせが入ってきますが
バラの見ごろは2~3週間くらい次々と品種を変えながら続いていきます。

バラにはオールド、イングリッシュ、モダン・・・ets・・・。
モダンといってもHT、F、Min、Cl等いろいろですし
オールドに至っては果てしなくその品種は広がり、作出年代も恐ろしい程
品種によって蕾から開花までの期間も違います。
一口でいつ頃が見頃とはとても言えません。
ですから見ごろはお好みの品種が咲いた時です。

今年はやや遅れぎみですが、「LouisXIV(ルイ14世)」
のように既に満開を迎えた品種もあります。

殆んどのバラは蕾を一杯抱えてお天気が続くことを願い
黒点病やうどん粉病そして開花が近づけば近づく程近寄って来る
チョウチョや虫と戦いながら晴れて称賛される日を待っています。

夢見る5月はもう直ぐです。
しかし申し訳ありませんがオープンガーデンはしていません。
どうぞ、「Rose Calender May2011」でお楽しみ下さい。

2011年5月5日木曜日

LouisXIV

平年並みの気温になりGWも良いお天気が続いていますが
小さな私のお庭のバラたちはまだまだ硬い蕾のままです。
春先の低い気温がこんなにも響くものなのですね?


何故か「ルイ14世」だけは例年通り満開を迎えています。

2011年5月1日日曜日

Rose Calender May2011

夢見る5月の始まりです。
とは言っても今年は春先に気温が低かった為でしょうか?
バラの成長が遅くまだまだ硬い蕾の方が多いように思われます。

桜の開花も予想より遅れましたし、チューリップもビオラもフリージアも
春のお花がまだお庭に咲いていますものね~・・・。


今年もカレンダーにして咲き始めたバラさんから順番に
日々リアルタイムでご覧いただこうと思います。
また昨年と今年を比べて見て頂いても良いかも知れません。

いっぱい咲く日もあれば、そうではない日もあると思いますが
私と一緒に楽しんで貰えればとても嬉しいです。